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向学新聞2025年10月号目次>外国人施策の司令塔設置
<向学新聞2025年10月号記事より>
外国人施策の司令塔設置
政府は7月15日、外国人に関する施策の司令塔となる事務局「外国人との秩序ある共生社会推進室」を内閣官房に設置した。省庁横断的な体制を構築し、税金や保険料の納付状況を共有できるシステム構築も進める予定だ。
石破茂首相は発足式で、「一定の範囲で外国人労働者を受入れ、海外活力を取り込んでいくことが重要」と述べた上で、「一部外国人による犯罪や迷惑行為、制度の不適切な利用など、国民が不安や不公平感を感じる状況も生じている」とし、「国民の安全・安心の確保のため、ルールを守らない方々への厳格な対応や、制度・施策の見直しは重要な課題」、「外国人の懸念すべき活動に対する実態把握、関係機関のより緊密な連携を可能とするための国・自治体における情報基盤の整備、各種制度・運用の点検・見直しなどに取り組んでいただきたい」と述べた。
外国人の受入れについては、地域や働く産業、就労の在留資格などにより事情が様々異なる。留学生についても、大学と専門学校、日本語学校の中での進学希望者と就職希望者、日本語学校以外の進学塾の活用の急増など、近年は特に大小様々な動きがあり、一律にこうだと括る事ができない状況がある。同推進室が、司令塔として相応しく役割を果たすためには、まずは多様化している外国人の実際の状況を正しく把握する必要があるだろう。
向学新聞2025年10月号目次>外国人施策の司令塔
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