Top向学新聞今月の人邵 暁男さん
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邵 暁男さん (中国出身) 
(近畿大学経営学部4年) 


民族舞踊通じ中国文化伝えたい  人的ネットワーク築くことが重要

――留学のきっかけは。
  もともと私は中国で民族舞踊の仕事をしており、日本の芸術交流団との競演がきっかけで日本に興味を持ち、留学しようと思うようになりました。来日後には日中間貿易へと関心が変わっていき、経営学部への入学を決めました。やはり、何をするにしても自分を受け入れてくれる人的ネットワークを築いておくことは重要です。私は様々なイベントに積極的に参加する中で舞踊を披露する機会に恵まれ、領事館の方や華僑協会の方にも呼ばれるようになりました。芸術は人とのつながりだといわれますが本当にそう思います。
  私は今、ある企業から内定をもらっていますが、舞踊を通して中国の文化を伝える活動は就職しても続けていきたいですし、社長もそれを承知の上で内定を出してくれました。国を超えて自らの文化を伝えられることを非常に光栄に思います。母国で一職業として民族舞踊を選ぶのとは違い、日本でそれを披露するということは、私が伝えるべき物を持ってそうするのであり、それは誇りと自信につながっていきます。
  日本で舞踊を職業として生きていこうか真剣に考えたこともありましたが、そうするには力が足りないと思いましたし、セミプロのような形では日本にはビザの制限があるため滞在できません。もし一度申請して不許可になれば就職活動の時期がずれるリスクを抱えてしまいますので、結局みなと同じように就職活動をし、内定をもらってから別の可能性を探っています。
  社長は私の活動を応援すると言ってくれています。言葉の壁はありますが心はみないっしょです。本当にがんばっている人は、必ずみな応援してくれると思います。