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留学生の働きぶりに高評価
(2009年4月号) 


「良い人材なら採用」過半数

  株式会社矢野経済研究所(東京都中野区)は2008年11月1日~12月29日、日本全国の上場企業145社の人材採用・育成担当者を対象に郵送アンケートで新卒・第二新卒・留学生の採用実態及び新人研修に関する調査を実施した。
 留学生の採用活動を行っている企業は4割弱で、そのうち実際に採用に至った企業は3割弱とまだまだ少ない。しかし採用した留学生への評価については、「期待以上の働き」が19・5%、「ほぼ期待通りの働き」が58・6%と、全体の8割が働きぶりに対して高評価だった。配属先は「日本人学生と同様の部署」が最多で28・9%で「海外勤務・海外部門」の25・0%を上回り、業務内容の多様化を示している。
 今後は「積極的に採用」が7・0%、「日本人と交えて良い人材なら採用」が53・1%と合わせて6割を越えた。優秀な留学生は日本企業に採用されるケースがますます増える可能性がある。