向学新聞2010年10月号
受入れポイント制度の内容を検討
専門士が出国後も就労ビザ申請可に
政府は9月10日、新成長戦略実現に向けた緊急対応策を発表した。財源を使わない景気対策として、既定の改革の実施を前倒ししたり、需要や雇用を創出する効果の高い制度改革を早急に進める。具体的には、高度外国人材の受け入れ促進のためのポイント制度について、優遇制度の内容を詰め、2010年度中に結論を得る。また、従来は専門学校を卒業し専門士の資格を持った留学生でも、一度出国してしまうと就労ビザの取得は許可されなかったが、この規制を緩和。留学生が出国してしまった後でも、専門士資格をもって就労可能な在留資格を申請できるよう、2010年度中に検討し結論を得る。
行政刷新会議で2010年度末をめどに、規制改革案全体の取りまとめを行う予定だ。
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