向学新聞2011年6月号
産学官連携でグローバル人材育成へ
文部科学省
文部科学省の「産学連携によるグローバル人材育成推進会議」は4月28日、グローバル人材育成のための戦略をまとめた最終報告を発表した。大学が世界に開かれた場所となり、産学官を通じて、社会構造そのものをグローバル化することが必要だとしている。
大学の人事やカリキュラムの国際化を促し、学生にとっての出口(就職)となる部分では日本の企業に対し、採用の早期化・長期化に対する是正を求めた。また、必要としている人材像や外国人採用後のキャリアパスを明確化することで採用環境を変革すること、留学経験を企業がどう評価するか等も明確に打ち出すことが重要であるといった提言がなされた。
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