向学新聞2011年12月号
米国の日本人留学生減少
国際教育研究所 中国人は大幅増
米国の国際教育研究所(IIE)は11月14日、2010~11学年度に米国の大学・大学院で学ぶ外国人留学生の国・地域別ランキングを発表した。
日本は2万1290人(前年比約14パーセント減)で7位になり、減少幅は上位25カ国中最も高かった。2000~01学年度の日本人留学生は4万6497人で、10年間で約半数になったことが分かった。
一位は中国の15万7558人(前年比約23パーセント増)で留学生全体の20パーセント以上を占める。二位のインドは10万3895人(前年比1パーセント減)で、3位の韓国は7万3351人(前年比約1パーセント増)、4位のカナダは2万7546人(約2パーセント減)と続く。
米国の外国人留学生数は過去最高の72万3277人を記録し、授業料や生活費による支出は210億ドル以上に上っていることが明らかになった。外国人留学生の存在は、米国経済に少なくない影響を与えていることが分かった。
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