向学新聞2012年3月号
北陸先端大、日本初の協定
中国公費留学生受入れ
北陸先端科学技術大学院大学(石川県)は1月12日、日本の大学で初めて中国国家留学基金管理委員会と公費留学生受け入れに関する協定を結んだ。同委員会は、中国人の国家公費派遣留学や外国人留学生を対象とした中国政府奨学金業務を主管している。同委員会の協力を得て、中国全土から学生を募集することができ、優秀な人材獲得が期待される。
今回の協定により選抜された学生は、日本滞在中の生活費を同委員会から受け取るほか、大学の入学料、授業料も免除される。これまで同委員会は、ハーバード大学、オックスフォード大学など、欧米の一流大学と同様の協定を締結しているが、日本の大学と個別の協定を締結したことはない。定員は年間20名で、第一期生は2013年10月に入学予定となる。
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