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向学新聞2012年6月号


海外事務所設立、相次ぐ

                 北大が欧州、法政大と弘前大が中国に

 北海道大学が4月1日にヘルシンキ(フィンランド)に事務所を開設したことを5月16日に発表した。入学試験の広報、大学院入試の面接試験などを行う。6月1日にヘルシンキで開所式が開催される。
 また、法政大学が北京(中国)に事務所を開設することを5月17日に公表した。研究所以外では初の海外拠点となる。法政大学は2011年から留学生増加プロジェクトを設置し、2013年度までに、留学生数を400人から1000人に増加させる対応を検討してきた。6月1日から本格的に稼働する。法政大学は、2013年度入試から留学生向けの入学試験科目を変更するなどの改革を行っており、今後は留学生OB会との連携も強化し、留学生増加を目指す。
 弘前大学(青森県)も5月17日、9月を目途に大連(中国)に事務所を設置することを発表した。日本語を話せる現地スタッフ1人を常駐させ、優秀な留学生獲得のためのPR活動などを行う。同大学にとって、初めての海外拠点となる。



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