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向学新聞2012年12月号


米国の日本人学生減少

                    米国の留学生4人に1人は中国人

 米国の国際教育研究所(IIE)が11月12日、2011~12学年度に米国で学ぶ外国人留学生の出身国・地域ランキングを発表した。米国で学ぶ外国人留学生の総数は約76万4000人(前年比約6%増)で、昨年に引き続き最高記録を更新した。
 
 日本人学生は、昨年から約6%減の1万9966人となり2万人を切った。1位は中国で、19万4029人(同比23・1%増)と大幅に増加した。中国は米国で学ぶ外国人留学生の25%を占め、4人に1人は中国人学生だ。2位はインドの10万270人(同比3・5%減)、3位は韓国の7万2295人(同比1・4%減)となった。中国以上に大幅な伸び率を記録したのが4位のサウジアラビアで、前年4位のカナダを追い越した。3万4139人(同比50・4%増)と1万人以上増加している。上位国であるインド、韓国、カナダが軒並み減少している一方で、サウジアラビアの追い上げには、サウジアラビア政府の奨学金が背景にあるとIIEは分析している。外国人留学生は、米国経済に220億ドル以上もの経済効果を与えている。



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