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向学新聞2014年5月号


留学促進イベント開催

                      トビタテ!留学JAPAN

 文部科学省は3月28日、海外留学促進イベント「トビタテ!留学JAPAN」を明治大学で開催した。日本から海外留学している学生は約5万7500人(2011年、OECD調査)と、ピークだった2004年の約8万3000人から減少が続いている。
 
 今回のイベントには、文部科学省の下村博文大臣や駐日アメリカ大使のキャロライン・ケネディ氏などが参加した。ケネディ大使は、「留学は未来に大きなリターンをもたらす投資。多くの学生が米国を留学先に選んでくれることを期待する」と訴えた。 
 
 海外留学する際経済負担が障害の一つになっているが、文科省は「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」として300人の海外留学希望者に、民間資金の協力を得ながら奨学金支援を行う予定だ。「自然科学系、複合・融合系人材」・「新興国」・「世界トップレベル大学等」・「多様性人材」という4つのコースで人材を選抜し、月額12~20万円の奨学金や渡航費等を給付する。政府としても、2020年までに日本人留学生12万人を目指すと閣議決定しており、今後の更なる支援が予測される。



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