向学新聞2015年6月号
就職率が高水準
6年ぶりの96%台
厚生労働省は5月19日、2014年度「大学等卒業者の就職状況調査」結果を公表した。今年3月に大学を卒業した学生の4月1日現在の状況をとりまとめたもので、調査対象となったのは62の国公私立大学。就職率が96・7%と前年同期比2・3%上昇し2008年3月以来の高水準となった。就職希望率も2010年に7割を下回ったが、72・7%まで回復しここ15年間で最高の数値を記録した。
2015年卒の学生は売り手市場と言われていたが、リクルートワークス研究所の調査によると、2016年卒学生向けに製造業・流通業からの求人数が増加している。
a:4197 t:2 y:1