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向学新聞2015年9月号記事より>


留学生の就職者数が過去最高に
 

法務省 1万3千人が日本企業に就職

 法務省は7月31日、2014年に外国人留学生が日本企業等への就職を目的として行った在留資格変更の申請結果を公表した。申請数は1万4170人(前年比1377人増)で、許可数が1万2958人(同1311人増)に達して過去最高を記録した。

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 国籍・地域別に見ると、中国8347人、韓国1234人、ベトナム611人、台湾514人、ネパール278人の順で多かった。リーマンショック前の2007年に約1万1000人の留学生が日本企業等に就職していたが、リーマンショック後の2009年には7000人台まで落込んだ。それ以降は右肩上がりで就職者数が増加している。
 
 就職先の主な職種内容は「翻訳・通訳」3190人、「販売・営業」3122人、「情報処理」1038人、「教育」950人などとなった。また、留学生の最終学歴は大学卒が5872人、大学院卒が4483人で合わせて全体の約8割を占めた。
 
 就職先の企業規模を見ると、従業員数300人以下の中小企業に約6割の留学生が就職している。




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