チャン・ハー・ルォンさん (ベトナム出身)
(東京外国語大学)
夢は日本語教師
―なぜ日本に留学したのですか。
現在ハノイ国家大学から東京外国語大学に1年間留学中で、ベトナムで日本語を専攻していましたが、会話力を向上させるために留学しました。一般的に、日本語を学習しているベトナム人は読み書きは得意で、会話が苦手という傾向があります。私自身、留学前に日本語能力試験のN1は取得していました。ですが、日本人と交流する機会はほとんどありませんでした。
日本語専攻のクラスメイトの半分ほどは日本留学しており、それぞれ大阪や北海道など日本各地で勉強しています。
―そもそもなぜベトナムで日本語を専攻したのですか。
昔から日本のアニメが好きでしたし、日本製品はベトナムで大人気です。ベトナム人にとって日本はいつも憧れの国でもあります。現在日本・ベトナム間の経済交流が活発で、日本語を勉強すれば就職のチャンスも広がります。
―どのような学生生活を過ごしていますか
日本語日本文化研修というプログラムで留学しており、日本語、日本の歴史・ビジネスや日本語教育を勉強しています。
また、東京外大は部活動が盛んで、留学生も好きな部活に所属することができます。日本の伝統文化について勉強していても、実際に体験する機会は少ないため茶道部を選びました。まだお茶会で着物を着たことがないので早く着たいなと楽しみにしています。
私が所属している留学コースには33人の留学生がおり、中国、韓国、タイ、ポーランド、メキシコなど出身地域はとても多様です。春休みには留学生の友達と北海道旅行に行く計画を立てています。
―最後に将来の夢を教えて下さい。
私の専門は日本語の通訳・翻訳ですが、日本語教師になりたいという夢があります。母親は中学校の教師で、自分にも教師が向いているのではないかと思っています。将来はベトナムで日本語教師になり、日本語の素晴らしさを伝えたいと思います。
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