四万十うなぎ (高知県)
国内0.3%の天然モノ
四万十うなぎ
四万十川
「日本三大清流の一つ」または、「日本最後の清流」と呼ばれる高知の四万十川。四万十川河口で採捕されるシラスウナギが四万十うなぎと呼ばれている。
うなぎは夏バテ予防として親しまれているが、実はこの四万十の天然うなぎの旬は10月~11月。このシーズンは、天然のうなぎが冬眠に備えて栄養を蓄えたり、産卵のために川を下ったりする絶妙のタイミングだからだ。日本国内の流通量がわずか0・3%しかない天然うなぎ。レアな天然うなぎがここ四万十で堪能できるというわけだ。
天然モノは淡白であっさりしているが味に力強さがあり、高知を訪れた旅行者を「こんなに上手いうなぎは初めて。本当に感動した」と唸らせる。うなぎの養殖や加工も盛んで、四万十は大自然を活かしたうなぎの聖地と言えるだろう。
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