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2021年7月16日

JASSO全国キャリア教育・就職ガイダンス

事例の共有、連携・協働の必要性が再認識される

6月30日(水)、文部科学省、就職問題懇談会、日本学生支援機構の主催で、全国キャリア教育・就職ガイダンスが開催された。当ガイダンスは、平成7年から毎年開催されているが、コロナ禍の影響で、昨年度と今年度はオンラインでの開催となった。行政、地方公共団体、大学、企業間での情報交換・意見交換により、人材育成等キャリア教育・就職支援の充実を図ることを目的としている。

「キャリア教育・就職支援の取組」事例紹介はZoomで配信され、1,046名が参加。YouTubeでオンデマンド配信をした15の動画は、合計で約3,600回再生された(7/13時点)。

事例紹介では、全部で24のプログラムが実施された。留学生に関することでは、新潟大学留学センター、静岡大学国際連携推進機構、奈良先端科学技術大学院大学、島根大学、森興産株式会社が支援の事例を発表した。島根大学では「インターンシップ及び就職促進奨学金制度の活用」の事例、奈良先端科学技術大学院大学では、英語で学位を取って英語で就職できた場合でも、社内でのコミュニケーションのために一定レベルの日本語が必要とされる具体的な事例等が発表された。

パネルディスカッションでは、「コロナ禍における産学協働の可能性~企業と大学はどう乗り越え、人材を育成するのか?~」をテーマに、企業の人事担当者、大学のキャリアセンター担当者、大学生によるパネルディスカッションが実施され、オンデマンド配信された。

それぞれの立場から、コロナ禍以後で変わったことや、オンライン化したことでのプラス面、マイナス面など感じていることを発表。長期インターンシップの事例や、産学協働プログラムの事例などが話題に上がった。

連携・協働するときの課題としては、お互いにメリットがないと続かない点や、受け入れ企業側も、インターンシップで学生を受け入れることで、社員の学びや刺激を受ける良い機会になる点があげられた。
キャリアセンター担当者からは、学生たちの前向きな意見を聞いて、当事者の学生たちの意見も参考にしながらキャリア教育の在り方を考える必要があると気づかされた、との感想が出た。

またファシリテーターからは、「方法論としてオンラインでどうやるか、という議論があるが、その先に何があるのか。どういう絵を描いて何を大事にするかを考える必要がある」点や、「連携や協働が必要であり、こうしたら良いという議論はされるが、具体的に事例を一つずつ作っていくこと」の必要性が指摘された。

参加者の声
参加者アンケートからは、学生の就職支援について、ヒントを得られた、他校での具体的な支援の内容が参考になった、との声が多く寄せられた。

JASSO担当者の声
留学生の数やキャリアセンターのマンパワーの面からも、一つの大学だけで有益な情報を集めて留学生に提供するのは難しいという声が多くあった。今後は、大学が協働して具体的な事例を集めて留学生に提供していくのが理想的。課題を共有する大学同士や大学と企業との出会いの機会を作り、教職員や学生を支えていきたい、と話した。

外国人留学生のキャリア教育・就職支援についてのセッションの動画は令和3年9月30日まで、その他の動画は令和4年3月31日まで、YouTube 「JASSO学生生活支援事業channel」にて配信する。

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