IFSAは外国人留学生のための様々な情報提供、就職・転職支援(日本人海外経験者含む)までを行う非営利団体です。

李 光哲さん

Top向学新聞今月の人李 光哲さん


李 光哲さん  (中国出身) 
(東京工業大学大学院理工学研究科・全日本中国留学生学友会会長) 


最大規模の在日中国人団体  中日の青年交流を促進したい

――全日本中国留学生学友会について。
  東京・大阪・九州など10地区、全国200大学の中国留学生会が所属しています。登録者数は現在5万人と、日本における中国人の民間団体としては最大規模で、卒業後帰国した会員も3万人を超えています。
  学友会は1992年に創立してから今まで十数年間、「団結・愛国・奉仕・友好・貢献」を目的として様々な友好活動を展開してきています。日本人学生との交流観光ツアーやスポーツフェアを開催したり、学術交流では、中国科学院ホールディング会社社長の鄧麦村氏などを招いての講演会も行いました。そのほか、多くの公益事業にも参加しています。去年は新潟地震とインド洋大津波での被災者の方に100万円以上の寄付を行いましたし、これまでにも「一助一」助学活動として、中国内モンゴルと黒龍江省で貧困のため勉学の機会を失った600名の子供たちに学費等の支援を行ってきています。

――李さんが留学先に日本を選んだ理由は。
  私は母国で大学を卒業してから科学技術管理に関する仕事をしていましたが、日本の先進的な科学技術とトップレベルの管理技術に興味があったので、もっと深く日本について知るチャンスを得ようと留学を決意しました。来日後に先生や学生と付き合っていく中で、日本人の研究についての態度がまじめで、小さいことに対しても非常に真剣な態度で臨むことがわかりました。これは日本の科学技術が発展した理由の一つだろうと思っています。しかし日本人は他人との交流が少ないとも感じます。表の謙虚と配慮は外国人が日本人を誤解しやすい点だと思いますし、ましてや海外にいる人々からは理解されません。
  最近の日中関係は非常にシビアで、あまり良い状態だとはいえません。それで私は中日の青年交流を促進するために力を尽くしたいと思っています。もし中日の若者がお互いに理解し合えなければ両国の将来は暗いでしょう。ですから特に今年は若者の相互理解を促すようなイベントを多く開催したいと思います。


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