IFSAは外国人留学生のための様々な情報提供、就職・転職支援(日本人海外経験者含む)までを行う非営利団体です。

柳 済民さん

Top向学新聞今月の人柳 済民さん


柳 済民さん  
(国士舘大学政経学部経営学科) 


活動通じ人間的な器が広がる  他大学生との交流の機会を提供

――在日韓国留学生連合会の活動についてお聞かせください。
  連合会の活動は私にとって非常に得るものが多いです。大学を卒業する前に間接的に社会を経験できますし、様々な人と出会って未知の分野に触れることができ、協力関係を結ぶことができます。人間的な器も広がりますので非常にやりがいがあります。大勢のメンバーとともに計画を立ててそれを実現することは楽しみで、私が将来何をする際にもこの体験は役に立つと思います。
  このような集まりの場を知らずに、留学生活をあまり楽しく過ごせていない人も中にはいるのではないかと思いますので、多くの方に連合会のことを知ってほしいのです。留学生は、自分が通っている大学以外の人とそれほど交流の機会を多く持てないのが現状です。出会いの機会を得るためにもこのような活動に参加することは本当に大事なことだと思います。また、一人で留学を全うしようと思っても様々な困難が付きまといます。ですから、みなが安心して留学生活を送れるよう、「連合会があるから安心だ」と思ってもらえるような存在にしていくことが目標です。困難に直面したらすぐ連合会に相談してくれるようになればと思っています。同じ留学生の立場なので相談しやすいと思いますし、ネットワークを通じて専門家を紹介することもできます。
  現在連合会の役員は45人ぐらいで、それぞれの大学で班長を勤めており、各大学のメンバーまで含めると東京地域だけで1万5000~2万人ぐらいいます。今後は韓日学生による学術シンポジウムも計画中です。社会問題について今の若者がどう考えているのかお互いに話し合う場を設けたいと考えており、在日韓国人・朝鮮人の青年団にも声をかけています。韓国では祖国統一をテーマとした話し合いは不可能ですが、日本ではそれができるので、実現に向けて現在交渉中です。

――これからの日韓関係について、どのようなことを期待しますか。
  今後の日韓関係においては、特に若者が重要な立場に立っていると思います。昔と違って韓国の若者の日本観もだいぶ変わり、日本に来たいと思う人も多くなってきました。私としてはそういう留学生たちに、先輩として様々な体験の機会を提供してあげたいのです。活動を通して他の人とは違う自分自身のオリジナリティーを見出し、その後日本あるいは韓国の社会で何かができるようになれば、両国にとって非常にいい効果をもたらすに違いないと思います。


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