外国人の視点を行政に活用

　 観光庁は１０月１５日、外国人留学生の行政体験研修を実施すると発表した。実際の観光行政事務を体験してもらい、外国人の視点を観光行政に活用する。また、留学生のキャリア形成支援にも役立ててもらう。
　対象は、観光関係学部・学科に在籍するか、その他観光関係の研究等を行っている留学生。在籍大学等からの推薦が必要。今回の募集は、東京及びその近辺に所在する大学等に向けて行う。
　業務内容は、観光庁職員からのレクチャーや関係者へのヒアリングを交えつつ、「在留外国人の視点からの観光プロモーション手法の開発」や「観光プロモーション手法の比較研究を通じた戦略策定」などについて受入期間終了時にレポートをまとめる。