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向学新聞2015年3月号


外国人労働者数が過去最高

                    厚労省 約79万人で中国が最多
                

 厚生労働省は1月30日、外国人雇用の届出状況(2014年10月末現在)を公表した。外国人労働者数は78万7627人で前年同期比9・8%増、過去最高となったことが分かった。
 
 中国人労働者が最も多く31万1831人(全体の39・6%)、ブラジル9万4171人(12%)、フィリピン9万1519人(11・6%)と続いた。前年からの伸び率では、ベトナムが6万1168人と63%増、ネパールが2万4282人で71・3%増とそれぞれ大幅な伸びを見せた。
 都道府県別では、最も多い22万8871人が東京で勤務している。
 
 厚労省は、「専門的・技術的分野」や「高度経営・管理活動」、「高度学術研究活動」など特定活動の在留資格をもつ者の増加が、外国人労働者数拡大の要因の一つだと分析。政府が進めている高度外国人材の受け入れが着実に進んでいると考えている。



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