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在留外国人過去最高の238万人

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向学新聞2017年4月号記事より>


在留外国人過去最高の238万人

留学は急増し28万人に迫る

政府目標達成に見通し


 2016年末における日本国内の在留外国人数が238万2822人となり、2年連続で過去最高を更新したことが法務省が発表した統計で分かった。前年に比べて約15万人(6・7%)増となり、留学生や技能実習生の伸びが目立った。特に留学は前年比12・4%増の約28万人で、政府が掲げる「留学生30万人計画」は目標の2020年を待たず達成する可能性も出てきた。

法務省 在留外国人数 グラフ


 在留外国人数は、就労などで日本に中長期滞在している外国人と、在日韓国人など特別永住者の合計。総数はリーマン・ショックや東日本大震災の影響などで09年から減少傾向となったが、13年には増加に転じ、以来4年連続で増加を続けている。


 在留資格別に見ると、「留学」は27万7331人で、2年連続で前年比3万人以上の増加となった。政府は2008年に「留学生受け入れ30万人計画」を掲げ、「入り口から出口まで」の支援策の拡充をはかることで2020年までの目標達成を目指してきた。現在の伸び幅を維持できれば、2017年末には30万人を突破する見込みとなる。


 いっぽう、永住者は前年比約3万人増の73万人で、全ての在留資格の中で最も大きい比率を占めている。ここ5年間は毎年2~3万人ずつの増加を続けている。日本に連続10年以上(うち就労等で5年以上)在留することが永住者資格の申請条件となっており、「技術・人文知識・国際業務」等から順次変更していくケースが大半だ。永住者は一度ビザを取得すれば就労制限や更新申請の必要もなく、長期にわたって滞在できることから、実質的な「移民」とも考えられる。「技術・人文知識・国際業務」は前年比で2万4千人増の16万人となっており、永住者は今後も増え続けていくと見られる。


 国籍別で見ると、最も多かったのが中国の約70万人で全体の3割を占めている。以下、韓国45万人(19%)、フィリピン24万人(10%)と続いた。特に4位のベトナムは前年比36%増の20万人となり、日系人の定住者などを多く含むブラジル(18万人)を初めて上回った。ベトナムの2016年の新規入国者のみを見ると、「留学」は2万2千人で中国に次ぐ2位、「技能実習」は4万4千人で中国を押さえて最多となっている。経済発展に伴う現地進出日系企業の増加や、日本語学校等の受け皿の拡大により、今後もベトナムからの新規入国者は増えるものと見られる。




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