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向学新聞2024年4月号目次>外国人留学生数回復傾向
向学新聞2024年4月号記事より>

外国人留学生数回復傾向
外国人労働者数は200万人を超え過去最高

グラフ
(図1)外国人留学生数
(令和5年末現在における在留外国人数について(入管庁)) 

グラフ
(図2)出身国籍・地域別留学生数比率

グラフ
(図3)在留資格別外国人労働者数比率
(外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)(厚労省)) 

入管庁は3月22日、令和5年末現在における在留外国人数についての統計を公表した。令和5年末時点での在留外国人は、341万992人(前年末比33万5779人増)で過去最高を更新した。その中で在留資格「留学」の人数は34万883人(同4万245人増)となり、コロナ前の人数近くまで回復した(図1)。

国籍・地域別の留学生数では、ネパールがベトナムを抜いて初めて2位となった(図2)。全体に占める中国の割合が年々小さくなり、非漢字圏からの留学生比率が大きくなっている。

また、厚労省が1月に公表した、「令和5年10月時点の外国人雇用状況の届出状況」では、外国人労働者数は204万8675人(前年比約22万5950人増)となり、初めて200万人を超え過去最高となった。在留資格別比率は図3のとおり。「資格外活動」のうち、「留学」は27万3777人だった。





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