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オール・トゥギャザー・フェスティバル開催

トークセッション
メインステージでのトークセッション(写真提供:入管庁)

2024年1月21日(日)、東京国際交流館プラザ平成(東京都江東区青海)でオール・トゥギャザー・フェスティバル2024が開催された。同イベントは、日本人も外国人も、参加者が楽しみながら他国の文化や習慣に触れ、外国人との共生社会について知る機会として、入管庁が主催し開催された。

当日は、日本人・外国人合わせて約2500名が来場し、講演やトークセッション、舞台での音楽やダンスパフォーマンス、世界のフードコーナーや体験ワークショップ等で楽しむ姿が見られた。出展ブースでは約30の機関・団体が参加し、各機関・団体の活動紹介や、外国人に役立つ情報やアプリの紹介をした。

入管庁外国人施策推進室室長の平林毅氏は、今回のイベントについて「令和6年から、毎年1月を『ライフ・イン・ ハーモニー推進月間』と定め、外国人との共生社会の実現に向けた意識の醸成と理解の促進のための様々な取組を行うこととした。このフェスティバルは、推進月間の中心となるイベントであり、フェスティバルを通じて多くの方に共生社会を身近に感じていただければと思う」と話した。また、日本人と外国人が共に生きる社会を目指すにあたって、「全ての人に、多様性を尊重し、共に社会をつくっていくことの必要性や意義について理解を深めていただくことが重要であり、そのための取組を着実に進めていきたい」と話す。

同イベントは、今後も毎年開催される予定で、外国人との共生社会を目指す機運醸成の役割が期待される。



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