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Yousra Mahmoud (Egypt) IFSA 30周年記念 特集 アフリカ

Top向学新聞2019年6月1日号 特集 アフリカ>Yousra Mahmoud (Egypt)


Yousra Mahmoud (Egypt)
マフムード ユスラー(エジプト)
 

Bosch Corporation
Ain Shams University graduate
Konan University Graduate School Master's Degree graduate



Get out of your comfort zone
成長するにはまず行動から


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Yousra Mahmoud (Egypt)

 私はエジプトで外交官を目指して4年間日本語を専攻した後、日本の甲南大学の修士課程を卒業しました。博士まで取って帰るのが最初のプランでしたが、日本の会社にはいろんな「伝説」もあるので就職してみたいと思い、日本で社会人になる道を選びました。

 入社した一社目は大阪の国際商社で、面接時の雰囲気がとても良かったので決めました。10人程度の会社で受け入れ体制が良く、社員は海外に慣れていたので外国人の扱いもよく理解していました。私が「はい分かりました」と従順だと上司に怒られ「そんな日本のやり方はダメだ、おかしいことがあればそう言えばいい」といわれたほどです。本当に多くのことを教わりました。でも業務内容の変化があまりなく、大きい会社ならもっと勉強できて発展できるだろうと思い転職しました。

 二社目は、入社して初めてわかったのですが、一社目とは真逆の文化でやりにくかったです。「日本はそういうやり方です」と言われると、べつに外国人の私を採用しなくても良かったのにと思いましたね。自分の考えを言いたくても許されない雰囲気で、将来の希望調査のときに海外担当の責任者になる希望を出しても、「あなたの年齢では無理だろう」といわれてしまいました。

 三社目の今の会社は、採用面接時に「マネージャーになりたいですか」という話がありましたが、面接時だけかと思ったら入った後本当に「自分が引退した後は今度あなたがイスラムのマネージャーだね、頑張って」といわれて、本気なんだと思いました。とても期待されていると感じています。

 会社の口コミが得られるネットワークはとても重要です。外から見る有名企業と、中から言われることは全然違いますから、留学生は先輩やキャリアセンターに聞いてみてほしいです。

 会社での人間関係の作り方で意識していることとして、最初の会社の入社前に先輩社員から「日本の会社に入ったらかわいがられる社員になってください」と言われたことは心に残っています。真面目に仕事しながらもジョークを飛ばすときは飛ばしたり、誰かが重いものを持っていたらサポートしに行ったりして気遣っていました。凄く評判が良くなりましたが、そういうことは意識せず普通にやっていましたし、今でもやっています。

 仕事する時は常に「自分がいたからこそそれが出来た」という結果を出せるようにと考えています。時には失敗も必要かもしれません。何もせずに座っているのが一番いけないですね。悪いことは起こりませんが良いことも得られません。get out of your comfort zoneとよく言われるように、やはりまず行動しないと向上しないと思います。




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