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イ・ソルジさん

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イ・ソルジ (韓国出身) 
(群馬大学) 


仕事に対する責任感感じた  日本で就職したい


――震災の時は大変でしたか。
 震災後、親が心配したので三日間だけ韓国に帰りました。東京から大阪まで、夜間の高速バスに乗り、朝5時間程大阪で待ち、船で帰りました。しかし、韓国に着いた途端、親が別の服を持ってきていて、「今の服を捨てなさい。恥ずかしくても、服を着替えなさい。放射線がついているから」と言われました。そういった親がうちの親だけではなくて、たくさんいました。このことを予想していましたし、船で帰っていた時暗い顔をしている人が多く、そんな顔を親が見たら心配すると思い、あえて綺麗な服装で帰りました。それでも「服を脱ぎなさい」と言われました。
 また当時、寮に住んでいたのですが、隣の部屋の留学生が、寮にお金を払わず、どこかに行ってしまいました。3月中に、次の留学生のために部屋を空けておかないといけなかったので、学校も大家さんも困ってしまいました。こういったことがあると、今後留学生達がもう二度と部屋を借りることができなくなってしまうかもしれません。でも彼らを非難できないのは私も同じような不安を抱えていますし、私は手を貸してもらえる友人や先生、知り合いが多かったのですが、頼れる人達がいない留学生も多いと思います。そういった留学生が、どれだけ寂しい気持ちをしたのだろうかと理解しないといけません。

――現在就職活動中とのことですが、なぜ日本で働きたいと思いますか。
 3月11日の金曜日に震災が起きて、その影響で、月曜日は交通機関が麻痺して電車がなかなか動きませんでした。それでも会社に行く日本人の方がいました。また、自転車に乗ってでも会社に行く方もいました。生活のためにということもあるかもしれませんが、自分が今会社に行かなければならないという仕事に対する責任感を持っていると感じました。普段、地下鉄で黒いスーツを着て仕事に行く姿にはあまりいい印象をもっていませんでしたが、ああやってみんなが責任感を持って、一人一人頑張って職場に行き、それが日本の社会を作って、日本という国を作って、震災が起きて3日目でこんなにうまく回っているのだと感じました。
 私は4年間の留学生活で、いいことも悪いことも勉強しましたが、日本で就職をすればそういった責任感を学べるのではないかと思いましたし、そういう機会を諦め韓国に戻っても、また親の元で楽しく暮らせるとは思えません。だから、最終的に日本で就職したいという気持ちが固まりました。しかし、親を説得するのはとても大変で、「日本で何かをやり遂げたいのならば、頑張って精一杯トップを目指すか、失敗したら帰ってくるな」と言われました。ひどいことを言われたかもしれませんが、逆に考えると日本で就職しないといけないなという強い意志を持てたのです。



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