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シャーリマン ラフマンさん (マレーシア出身) 
(日本電波工業株式会社) 


ものづくりを学ぶため日本留学 最先端の日本製品を知ってほしい

――日本に留学した理由は何でしたか。
 マレーシアに高い技術力を持つ日系企業が多く進出しており、日本に留学して技術を学びたいと思ったからです。友人の多くは英国や米国に留学しましたが、若い頃からものづくりに興味があり、それなら日本だと留学を決めました。

――日本電波工業に入社するきっかけは何でしたか。
 現在は、プリンターなど情報機器の組込みのソフトウエア開発が主10年以上前のことになりますが、在日マレーシア大使館が就職セミナーを開催した際に参加しました。色々な日本企業の説明を聞きましたが、マレーシアに進出している企業のほとんどが現地で働くマレーシア人留学生を募集していました。私は日本で長く働いて、技術を習得したり、日本社会や文化について知りたいと思っていましたので、その希望通りの求人をしていた弊社にすぐ決めました。

――現在の業務内容を教えてください。
 新製品の開発が主な業務です。水晶振動子という製品を担当しています。お客様から注文を受け、求められる特性を発揮できるように設計します。場合により、お客様へ直接、性能等の説明をするなどの一連の対応を任されています。その中で、お客様や先輩とのコミュニケーションが非常に重要だと感じています。お客様のご要望に応えるため良く話をして、またチームの先輩達とも協力して、様々な製品を提案・提供しています。やはりチームとして成果を生み出してきたことが強く印象に残っています。

――長く日本で働いていらっしゃいますが、日本企業がグローバル市場で戦うために必要なことは何ですか。
 私は日本の技術力は世界最先端だと考えていますが、そのアピールが足りないのではないかと感じています。弊社の水晶デバイスは世界トップクラスで、業界シェア世界第2位です。こういった世界トップクラスの強い日本製品が、もっと世界に知られれば良いなと思います。また、日本の強みが技術力だからこそ、日本企業で開発に携わる者として責任とやりがいを感じていますし、世界でもっと使っていただける製品を作っていきたいと思います。

――留学生へメッセージを。
 留学当初は言葉で苦労するでしょうが、言葉の壁はあまり意識しないで積極的にチャレンジしてほしいですね。言葉が完璧でなくても周りの日本人の方々は理解してくれます。自信を持っていきましょう。



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